冷蔵庫の回収と買取のメリット・デメリットの比較

冷蔵庫の処分は廃棄か買い取りか

引っ越しをする時に処分に困る家電製品の一つが冷蔵庫です。
冷蔵庫は一人暮らしでもファミリー世帯でも必ず一家に一台はある家電製品であり、台所でかなり大きなスペースを必要とします。

転勤や引っ越しの時には家族の数が大幅に変化するということもありますので、その場合にはまだ稼働に問題のない冷蔵庫であっても処分をする必要があります。

冷蔵庫の寿命は一般的には10年程度とされていますが、丁寧に扱うことによりそれを伸ばすことは十分に可能です。

まず冷蔵庫を将来的に売却することを考えているなら、普段からあまりたくさんのものを詰め込みすぎないようにし余裕のある稼働をしていくようにしましょう。

その上で冷蔵庫の処分方法についてまとめてみます。
知っておいてもらいたいこととして、冷蔵庫は普通の粗大ごみとしては出すことができないということがあります。

というのも冷蔵庫は家電リサイクル法によって定められている項目の一つであるため、市区町村のゴミ収集業者では回収をしてくれません。

廃棄をする場合は地域で認可されている業者を依頼して、別途リサイクル料金を支払って売却するようにしましょう。

冷蔵庫を回収する方法としては「新しい冷蔵庫に買い換える時にそのまま業者に引き取ってもらう」「処分する冷蔵庫を回収業者に来てもらって持っていってもらう」「指定場所に自分で持ち込む」ということから選べます。

回収サービスのメリットは、新しく買い替えをするときに運搬の手間がかからないということです。
新品を購入する場合は引き取り額が購入額の価格交渉に使えることもあります。

しかし基本的には回収を依頼する時には別途料金がかかりますので、その点はしっかり事前に確認をしておくとよいでしょう。

買い取りを依頼すれば現金化ができる

一方で買い取りサービスを利用することで、反対にお金を受け取ることができるというメリットがあります。

冷蔵庫は中古家電市場でも人気の高い製品なので、小型から大型まで多くの業者が引き取ってくれることでしょう。

多くの業者では出張見積りや直接運搬をしにきてくれるサービスをつけていますので、自分でわざわざトラックなどを用意する必要はありません。

買取業者のデメリットとなるのが引っ越しのタイミングに合わせるのが難しいということです。
家電買取は時期によって価格が変動することがよくあるため、引っ越しする時期に合わせて無理に売ってしまうと、割安な査定額になってしまうということもあるようです。

冷蔵庫の買い取りをかけるときには事前に査定額を調べておくとともに、できるだけ利便性が高い時期を狙って依頼していくようにしましょう。