売れる家具と売れない家具について知っておこう

売れない・買取を断れる家具の特徴とは?

一口に家具といっても、いろいろな種類があります。
家具を売ろうと思っても売れなかったり、買い取りを断られたりするケースがあることをご存知ですか?
売れない家具の特徴は、主に次の4点です。

1点目は汚れたりキズが付いているもので、汚れやキズは商品価値を著しく下げます。
わずかな汚れやキズなど目立たない場合は別ですが、見た目を損なうほどの汚れやキズがあるものは買い取ってもらえない可能性が高いでしょう。
2点目は古い家具で、デザインが古い家具は需要が見込めないため、買い取りを断られるケースがあります。
ビンテージとしての価値がある場合は別ですが、一般的には古いものは売れません。

3点目は、組み立て式の家具です
組み立て式の家具を一度バラして再度組み立てる場合、ゆがみなどでうまく組み立てられないことが多いからです。
4点目は運搬が難しい家具で、ガラス製のテーブルなど、運搬時に破損しやすいものや大きすぎる、重すぎるなどの理由で運送費がかかる家具も買い取ってもらえないケースが多いでしょう。

これらの条件からもわかるように、商品価値が低い家具は売れません。
引っ越し業者や専用業者に処分を依頼するか、自治体の決まりに従って粗大ゴミとして処分することをおすすめします。

これなら売れる!人気家具を選ぶポイント

どうせ家具を購入するなら、将来手放すときに高く売れる家具を選ぶとお得です。
古い家具でも有名ブランドのものなどは、価値がそれほど下がらないため高値で売買されています。
また、ノーブランドであっても、骨董価値のある家具であればコレクターが多いので高く売れる可能性があります。

例えば、19~20世紀初頭のヨーロッパのアンティーク家具は、世界中にコレクターがいます。
特にイタリア、フランス、イギリスのアンティークが人気ですし、日本のものであっても、江戸時代の船箪笥や階段箪笥、昭和時代のちゃぶ台などは人気があります。
また、1950年代から1970年代にかけての家具はミッドセンチュリーモダン家具と呼ばれており、こちらも大人気です。
特に有名ブランドやデザイナーの家具は、高額で売れることがあります。

上記のような家具でなくても、売れる家具には次のような共通した特徴がみられます。
1点目は保存状態が良く傷や汚れが少ないもの、2点目は流行に左右されにくいシンプルなデザインのものです。
3点目は使いやすいサイズのもの、4点目は比較的軽く運搬しやすいものです。

特に重要なのは、新品と変わらないほどきれいな状態であることです。
ノーブランドでもキズや汚れが少なく、シンプルなデザインであれば、買い取ってもらえるケースが少なくありません。
日頃から愛情を持って大切に使うことが何よりも大切です。