日本で依然高いニーズのある北欧家具
北欧家具がブームになり始めたのは「IKEA」をはじめとする「カール・ハンセン&サン」や「Artek(アルテック)」といった世界的に人気の家具ブランドのショップが日本に出店し購入し易い環境ができたあたりからです。
一時の爆発的なブームはちょっと落ち着きましたが、現在でも北欧家具は非常に家具ブランドとしてのニーズが高く、中古市場にも非常に多くの製品が出回っているのを見かけます。
北欧家具の買取は家具専門店だけでなく多くの中古販売店で取扱がされています。
個人間売買でも相当多くの出品があり、引っ越しなどで不要になった家具を処分する必要ができる春先あたりの時期にはかなりの数がフリーマッケットなどで見かけられます。
家具類は家電製品のように購入してから不具合がわかったというようなことが少ないので、比較的取引がされやすいジャンルです。
しかしそれだけに見た目の綺麗さがそのまま製品の価値になってきますので、売却をする前にはできるだけ外観がキレイになるようにクリーニングをしてよい状態で出品するようにしましょう。
北欧家具の中でもとりわけ人気が高いのが本場の家具職人が作ったアンティーク家具です。
しかしアンティーク系家具は非常に取扱が難しく、ちょっと取扱を間違っただけで一気に品質が落ちてしまうこともあります。
おしゃれな家具を使うにはしっかり家具の性能を理解しておくことが大切になりますので、できるだけ普段から破損のないように取扱をしましょう。
高値取引をされる北欧家具メーカーと製品
まず最初に北欧家具について知っておきたいのが、実際に北欧のメーカーによって製造された「北欧家具」と、それ以外のメーカーがノウハウを学んで作った「北欧系家具」があるということです。
北欧家具のメーカーは上記にも上げたようなノルウェー、スゥエーデン、フィンランド、デンマークやその近隣の国々で作られたところです。
一方の北欧系家具としては、シンプルなデザインのものが多い無印良品やNOCE(ノーチェ)といったところが代表的です。
一般的に高値取引をされるのは本格的な北欧メーカー製品のアンティーク品で、よく似た北欧系家具は安く流通しているのをよく見かけます。
つまり言い換えるなら、現在所有している北欧家具をより高値で売却するためにはそれがきちんと北欧メーカーのものであるということを証明する必要があるということです。
高級家具になると製品証明や取扱説明書が付属することと思いますので、そうした付属品を一緒に売却することで一気に高値にすることが可能です。
もし破損や大きな汚れがあるような場合も、家具修理ができる買取店に依頼をすればそれほど減額なく引き受けてもらうことができます。