高く買い取ってもらえるピアノの特徴

ピアノの買取で重視されることとは

子供のときに習っていたピアノも、大人になりマンションなどの集合住宅に引っ越しをしなければいけないとなると持ち続けるのが難しくなります。
ピアノは一台あると引っ越しにかかる費用がぐっと高くなってしまいますし、構造上防音をするのが難しいことから環境によっては思い切って演奏をすることができません。

しかしピアノは非常に人気の高い楽器でもありますので、かなり古い製品でも買取を依頼することでかなりの高値をつけることも可能です。
ピアノ専門の買取業者もありますので、まずは実際に現物を見てもらい状態を確認してもらうようにしましょう。

一般的にピアノの買取価格を決める要素となるのは、メーカー・ブランドや年式で、そこに光沢や傷や汚れの状態が加わります。
またピアノの場合はピアノ単体ではなく椅子も一緒になっているケースがほとんどなので、付属品がきちんと残っているかということも査定のポイントとなります。

クラシックピアノのようなアンティーク品ではない場合などは、鍵盤の黄ばみや本体表面の汚れがマイナス査定になってしまいますので、売却をする前にはできるだけキレイに磨き外観をよりよくしておく方がよいと言えます。

またピアノは他の楽器と比較してとても高額なので、依頼する業者によってはかなり見積金額にばらつきが出てきます。
急いで処分しなければならないということでもなければ、できるだけじっくり時間をかけて業者選びをしていきましょう。

高額取引される有名ピアノメーカー

日本国内にはヤマハやカワイといった世界的に有名なピアノメーカーが複数あります。
実際現在自宅にピアノを所有しているという人のほとんどがどちらかのメーカーのものではないかと思います。

しかし世界全体のシェアとして見てみると、「世界三大ピアノメーカー」と言われている会社は「ベヒシュタイン(ドイツ)」「スタインウェイ&サンズ(アメリカ)」「ベーゼンドルファー(オーストリア)」となっています。

この3つのメーカー製品は三大名器と言われており、かなり小型のピアノであっても他のメーカーとは文字通り桁が違った取引をされています。
三大メーカーに匹敵するくらいに高額のピアノメーカーとして他に「ファツィオリ(イタリア)」もあります。

基本的にピアノは上記で紹介したような非常に高価格で専門的なハイクラス製品と、ヤマハやカワイブランドで製造する中価格帯製品、それに安価で購入できる中国製などの低価格帯ピアノと3段階にランク付けをされています。

もっともピアノの価格は現在性能と正比例するというわけではなくブランドだけが独り歩きをしている感は否めません。
カワイこそが世界一の品質のピアノだという話も専門家の間であるくらいなので、価格と性能は別に考えてもよいかもしれません。