いらないPCパーツを売る方法

PC自作派の人に知ってもらいたいパーツ売買

自作でPCを作っていたり、購入したメーカーパソコンのスペックアップをしている人にとっては、不要になったパーツの処分に困るところです。

個人情報が記録されているHDやSSDといったものをそのままパーツとして売ってしまうのは危険ですが、その他のマザーボードやメモリ、サウンドボードといったものはより高性能のものに買い替えたときには他の人に譲って使ってもらうことができます。

身近な売却場所としてはハードオフなど中古機械を買い取ってくれるお店が挙げられますが、そうした量販系の中古ショップの場合にはよほど状態がよく高価な部品でないかぎり、ほぼジャンク品として扱われることになってしまいます。

またお店を通じて売却をすると、ただでさえ高い価格をつけるのが難しいパーツにマージンが発生し受け取ることができる金額が低くなってしまいます。

中古パーツを売却するためには、できるだけ個人で売れるようなしくみを利用するのが望ましいと言えます。
個人売買の場合には購入希望者から問い合せを受けたり、振込確認や発送といった手間が発生しますが、頻繁にPCのスペックアップをする人などは取引の回数も増えるので絶対覚えておいた方がお得になります。

個人間売買を成功させるためのポイント

ヤフオクなどのオークションサイトサービスや、メルカリなどのスマホアプリを使えば、中古品の出品取引は簡単にできてしまいます。

しかしそうした個人間取引サービスでは、サイトのしくみ上過去の取引実績や取引相手からの評価によって信用が決まることになるので、できるだけ取引相手とトラブルがないようにしていく必要があります。

メーカー製品ならもし送付されてきた部品に不具合があった場合にはアフターケアをすることができますが、個人が売買する中古品の場合にはそのような手厚いケアは不可能です。

そのため取引をするときにはあらかじめアフターケアが必要ないということを明示するため「ノークレーム・ノーリターン」を記載しておくことがポイントになってきます。

しかしいくらノークレーム・ノーリターンと記載していたとしても、その部品の状態を正しく示していなかったり、わざと実際の状態よりもよいかのように宣伝するというのは詐欺行為にあたります。

個人間の取引を長く上手にやっていくためには、まずは品物の状態(通電状態、破損や傷、使用年数など)がわかるように写真などで説明し、相手に誤解なく状態を示すようにします。
また取引前に問い合わせ窓口を用意しておき、メールやチャットで簡単な質問を受け付けることができるようにしておくとあとからクレームがつきにくくなります。

個人間売買に慣れてくると、自分で購入するときにも便利に使用することができるのでますます自作PCが楽しくなりますよ。