蛍光灯の買取のポイントや買取相場

蛍光灯は今後市場から消えるかもしれない

昔ながらの照明器具である蛍光灯ですが、実は今後はなくなってしまうかもしれません。

2015年のニュースですが、一部のメディアで「2020年以降はLED照明の利用を促進するために、白熱電球や蛍光灯が原則禁止される」と伝えられました。

その報道に対して一般社団法人日本照明工業会が公式に回答しており、LED照明を促進するという動きは確かにあるものの、白熱灯や蛍光灯の製造が2020年を持ってただちに製造中止になるものではないということを示しています。

とはいえ今後白熱灯や蛍光灯が徐々に少なくなっていくということは確実ですので、もし不要な蛍光灯や器具がある場合は早めに処分しておいた方がよいと言えます。

蛍光灯のよいところは安価なところですが、その反面で寿命が短いため定期的に入れ替えをしなければいけません。

そこで広範囲の照明が必要なオフィスなどでは、あらかじめ替えの蛍光灯をまとめて購入していることもあるのではないかと思います。

代わるLEDは発光ダイオードという半導体に電気を流すもので、白熱電球と比べて非常に長い寿命をしています。

だいたい白熱電球の寿命は1,000~2,000時間程度、蛍光灯でも13,000時間くらいと言われます。
それに対してLED電球は約40,000時間なのでLEDにすることで非常に長い間使用を続けることができます。

省エネ目的で蛍光灯からLEDに切り替えることが推奨されており、一度入れ替えをすることで在庫の蛍光灯がごっそり不要になります。

そこで不要になった蛍光灯を処分する時には、廃棄ではなく買い取りしてもらうことをおすすめします。
冒頭に説明したように今後蛍光灯の流通は縮小していくことが確実なので、できるだけ早めに処分を考えた方がよいでしょう。

蛍光灯の買い取りは他の製品と一緒がお得

蛍光灯を売却するお店としては、一般的な家電や中古用具を販売するところがよいでしょう。
この時蛍光灯を単体で持ち込むよりも、他の家電製品と一緒に買い取りをかけた方が有利な査定になることがよくあるようです。

できれば蛍光灯を使用する照明器具を一緒に処分することでより高値になることでしょう。

また同じ蛍光灯の中でも有名メーカー品は高く買い取りをしてもらうことができます。
人気のメーカーとしては国産のパナソニック、NEC、日立といったところが挙げられます。

ノンブランド品であっても箱単位で売却をすることで高値になったりします。
売却時には蛍光灯の外箱の状態もかなり大きな基準になります。
在庫として大量の蛍光灯があるなら、保管状態を確認し外箱に折れや汚れがないようにしておきましょう。