リセールプライスの高いバイクとは

リセールプライスとはどういう意味?

「リセール・プライス」という言葉を聞いたことがありますか?
リセールには「再販」や「転売」という意味があり、プライスは「価格」を意味する英語です。
これらの単語を組み合わせたリセール・プライスとは、バイクなどを売るときの買い取り額のことで、リセール・バリューといわれることもあります。
リセール・プライスが高いほど、高値で買い取ってもらえるモデルであることを意味しており、愛車の売却時に有利になります。

バイクは、新品だから売れるとは限りません。
各時代にバイクメーカーが最新の技術とデザインを打ち出し、ポリシーを表現したバイクを製造・販売しています。
このため、何十年も前に販売されたモデルでも人気が衰えず、現在でも高値で流通している車種はたくさんあります。

近年、再びバイク人気が高まる中、中古バイクの価格も上昇中です。
どのメーカーのどのモデルがリセール・プライスが高いのかを把握しておくと、愛車の購入・売却時の参考になるでしょう。
リセール・プライス=人気のある車種を表しますから、バイク市場のトレンドを知る上でも重要な指標となります。

ホンダの小型バイクのリセールプライスが上昇中

実際にリセレールプライスが高いのは、どのようなバイクなのでしょうか?
近年のトレンドは、デザインやコンセプトが明確で、誰もが乗りやすい小型バイクです。
バイク未来総研の調査によると、2023年1月現在でリセールプライスが高いのはホンダの小型バイクで、一番人気は、2022年に発売されたホンダ・ダックスでした。

名前の通り、犬のダックスフンドのような形が特徴の、カジュアルバイクです。
1969年に誕生したファーストモデルを忠実に再現しつつ、エンジンなどには最新技術を採用しています。
コンパクトボディながら、空冷4ストロークOHC単気筒エンジンを搭載しているのが特徴です。

ホンダ・モンキー125も、小さなボディでありながら本格的な走行感覚が楽しめる人気モデルとなっています。
コロンとしたフォルムで見た目もかわいいモンキーは、男性からも女性からも人気です。
ホンダのクロスカブ110も人気で、働くバイクとして多くの人に愛されているスーパーカブ110の兄弟分として当時人気を擁しました。
スーパーカブにくらべて遊び心が感じられる点が魅力です。

ホンダの手軽な小型バイクが人気ですが、1980年代のバイクブームに次々に登場した車種も価格が高騰しています。
カワサキのGPZ400R、ホンダのCB750F、スズキのGSX750S、ヤマハのXJ400など、高額で取引されている名車がそろっています。
自分のバイクの買い取り相場を調べると、思った以上にリセールプライスの高かったということもあります。
気になる方は、査定に出してみてはいかがでしょうか。