ガラケー(フィーチャーフォン)が人気の理由
日本独特の携帯と言われてきた「ガラケー」ですが、現在ではスマートフォンと区別をするために「フィーチャーフォン」というふうに呼ばれるようになってきています。
ここ10年位の間にiPhoneの登場やタブレット端末の普及が広がったことで、すっかりガラケー(フィーチャーフォン)は時代遅れの製品というイメージが強くなってしまいました。
ですがガラケーは多機能なスマートフォンと比較してそれぞれの機能が特化されており、特に通話を主な用途にしている人にとってはむしろスマートフォンよりも使いやすいということがあります。
スマートフォン人気が一回りしたことで、再度の買い替えをするときにあえてガラケーを選ぶという人も増えてきており、今はその価値を見直す時期に来ていると言えます。
実際に2014年以降の携帯電話機種の出荷データを見てみると、微増ながらガラケーの数が増加傾向になってきており今後も一定数ユーザーは確保されていくだろうということが予想されています。
つまりこれはすでに持っているガラケーを中古で販売する機会が増えているということでもあります。
もし状態のよいガラケーを持っているなら中古で買取をお願いしてみることをおすすめします。
数年前の機種でも十分価値がある
ガラケーの中古販売台数が増えているのは業界の事情も関係しています。
というのも今や大手キャリアやモバイル開発会社においてはすっかりスマートフォンが主流になっており、ガラケーの新機種を開発するという部署そのものが縮小しているからです。
昔の機種と現在の機種の最も大きな違いは通信速度で、3G、4G、LTEなどどんどん高速化が可能になっていったことによりスマートフォンがバージョンアップをしています。
しかしそもそもデータ通信を文字メールくらいしか使用しないガラケーにおいては3Gくらいの速度でも十分であり、わざわざ機種を買い直さないといけない理由が乏しいです。
もし買い替えをするならば「バッテリーの駆動時間が短くなった」「本体が故障した」といったことが原因になるので、状態がよいガラケーならば数年前の機体でも十分ということになります。
今後メーカー側が再びガラケー開発に力を入れ直す可能性もゼロではないものの、今後もしばらくは古い機種でも十分という人たちが中心ユーザーとなっていくことでしょう。
ですので買ったもののほとんど使わないでしまったままになっているガラケーがある人などは、古いからと諦めずまずは買取専門店に持ち込んでみることをおすすめします。
ガラケーの中でも特にdocomoの機種は非常に人気が高く、状態が良ければかなり高額で取引をすることができます。