着物を売る時のポイント

着物は専門の買い取り業者への依頼がおすすめ

不要な着物は、リサイクルショップやネットオークション、フリマアプリ、買取り業者を通じて売ることができます。
リサイクルショップは手軽に利用できる反面、買い取り額が低いのがネックです。
ネットオークションやフリマアプリは梱包の手間や配送料がかかりますし、買い手との間でトラブルが発生するリスクがあります。

買い取り業者に依頼するのが安心ですが、どの買取り業者でもよいというわけではありません。
高く買い取ってもらうなら、着物買い取りを専門にしている業者に依頼するのがベストです。
リサイクルショップや一般的な買い取り業者は、着物の知識がないので価値を見落としがちだからです。
希少価値が高い着物であっても単なる古着としてとして扱われることがあり、査定額が低くなる可能性があります。

着物買い取り専門の業者であれば、着物について熟知していますから、正しく査定してくれます。
思いがけない高値が付くことも少なくありません。
とはいえ、着物専門の買い取り業者もピンからキリまであります。
中には安く買いたたく業者もあるので、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
良心的な対応をしてくれる業者を見極めましょう。

着物を高く買い取ってもらうためのポイント

では、信頼できる業者を見極めるには、どうすればいいのでしょうか。
まず、対応がていねいであることが重要なポイントです。
査定依頼時の電話対応や、着物を持ち込んだときの接客態度が悪い業者は信頼できません。
査定するときの、着物の扱い方も観察してください。
そして、査定額の理由をしっかりと説明してくれる業者も信頼度が高いといえるでしょう。

2つ目のポイントは、買取り実績です。
買い取り実績が豊富な業者はリピーターも多いですから、信頼度を測る目安になります。
また、安定した販売網を確保しているので、多少状態が悪くても買い取って貰える可能性が高いのです。
ホームページで買い取り実績などの情報を公開している業者なら、これまでの実績や営業方針、査定担当者などについてなどの情報がわかります。
ホームページの情報を見比べて、信頼できる業者を探しましょう。

信頼できる買い取り業者がみつかったら、売りに出すタイミングも検討しましょう。
着物を着る機会が増える季節の方が需要が高まりますから、査定額も高くなりやすいからです。
着物を着る機会が増えるのは、卒業式や入学式が行われる3月・4月です。
この時期の少し前、2月~3月頃に査定を依頼しましょう。

また、成人式も着物の需要が高まります。
振り袖を買い取ってもらう場合は、12月の初め頃に査定を依頼するのがおすすめです。
着物単品ではなく帯や帯締め、草履、バッグ、かんざしなどの和装小物も買い取り対象となります。
着物一式をセットで査定してもらうのも、高値査定のコツです。